会社で生成AIを導入する方法|中小企業が最初にやるべき4ステップとツールの選び方

長目 AI ブログ

会社で生成AIを導入する方法|中小企業が最初にやるべき4ステップとツールの選び方

2026年に入り、企業の生成AI活用への関心は、ますます高まっています。

実際、「どのツールを選べばいいのか」「会社ではどう使い始めればいいのか」といったご相談も増えてきました。

そこで今回は、企業の生成AI活用に関する最新調査を見ながら、中小企業が生成AIを導入する際の考え方と進め方について、合同会社 長目の見解をご紹介します。

生成AIへの注目の高まりは、調査からも見える

生成AI活用方針 2025 vs 2024 / 大企業・中小企業

総務省の2026年版情報通信白書によると、日本企業の68.9%が、生成AIについて「積極的に活用する」または「活用領域を限定して利用する」方針を示しています。

企業規模別では、大企業が74.0%、中小企業でも58.1%となっており、中小企業でも、生成AIの活用方針を定める企業が増えていることが分かります。

前年度調査では、中小企業で同様の方針を示していた割合は34.3%だったため、1年間で大きく上昇しています。

一方で、「方針を決めた」ことと「実際に業務で使いこなせている」ことは別です。

中小企業では、どの業務に使えばいいのか、どのツールを選べばいいのか、社内ルールをどう整えるのかといった課題が残っています。

参考:総務省『令和8年版 情報通信白書https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r08/html/nd121110.html

長目がおすすめする生成AI導入の4ステップ

長目では、これまでの企業支援の経験から、生成AI導入を上記の4ステップで進めることをおすすめしています。

まず業務を洗い出し(step0)、次に経営陣やキーパーソンなど少人数で学習し、試す(step1)。そのうえでツールを導入し、徐々に利用範囲を広げ(step2)、最後は活用事例を社内で共有しながら定着を図ります(step3)。

会社で使う生成AIツールはどう選ぶ?

生成AIツールには多くの種類があり、会社でどれを選ぶべきか迷いやすくなっています。

長目では、ビジネスでの活用を考える場合、現時点では Microsoft 365 + CopilotGoogle Workspace + Gemini を有力な選択肢としておすすめしています。

理由は、WordやExcel、メール、カレンダー、クラウドストレージなど、日常業務で使うツールとの連携がしやすいからです。

生成AIをビジネスで使うには、AIに仕事の情報を渡す必要があります。毎回その情報を手入力するのは非効率です。

その点、Microsoft 365やGoogle Workspaceであれば、クラウド上のメールや予定、ファイルなどと連携しやすく、生成AIを日常業務の中に組み込みやすくなります。

弊社YouTube「AI夕活」の「生成AIの仕事活用、初心者におすすめしたい3つの使い方」でも紹介した、メールの確認やカレンダーの入力・確認といった使い方は、その代表例です。

実はこうしたシンプルな使い方こそ、最初に経営者の方から喜ばれることが多いです。

生成AIツールを選ぶときは、AI単体の性能だけでなく、普段使っている業務ツールや社内データとどれだけ自然につながるかを見ることが大切です。

Microsoft 365とGoogle Workspace、どちらを選ぶ?

すでに社内で使い慣れているツールがあるのであれば、基本的にはその環境を活かすのがおすすめです。

コスト面では、Google Workspaceは現在、対象のBusiness / EnterpriseプランにGeminiのAI機能が組み込まれています。

一方、Microsoft 365でWordやExcel、Outlook、Teamsなどと連携したCopilotを本格的に使うには、Copilot Businessを追加するか、Copilot込みのプランを選ぶ必要があります。

そのため、AI機能まで含めたコストだけを見ると、Google Workspaceが導入しやすいケースもあります。

ただし、どちらが良いかは価格だけでは決まりません。

現在どのツールを使っているか、社内のデータがどこにあるか、WordやExcelをどの程度使うかなどによっても変わります。

長目では、Google WorkspaceとMicrosoft 365の両方を導入しています。

Google Workspaceは創業当初から利用しており、GmailやGoogle Driveを中心に日常業務で使っています。

Microsoft 365 + Copilotについては、まだ十分に使い込めてはいませんが、メールや予定、ファイルなど仕事の文脈を踏まえて支援してくれる点には、大きな可能性を感じています。

まとめ

会社で生成AIを導入する際は、いきなり全社展開するよりも、

- まず業務を洗い出す

- 経営陣やキーパーソンなど少人数で試す

- 自社のIT環境に合ったツールを選ぶ

- 活用事例を作り、社内に広げて定着させる

という流れがおすすめです。

ツールについては、長目では現時点で Microsoft 365 + Copilot と Google Workspace + Gemini を有力な選択肢と考えています。

ただし、重要なのは「どのAIが一番優れているか」ではありません。

自社の業務やデータと、どれだけ自然につながるか。

ここを基準に選ぶことが、実際の仕事で使える生成AI導入につながります。

生成AI導入でお困りの企業さまへ

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という企業さまは、長目までお気軽にご相談ください。

合同会社 長目では、京都商工会議所での生成AIセミナーや企業向け研修、ChatGPT導入支援、生成AI活用ガイドラインの策定などを行っています。

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