お客様に「うまい、はやい、やすい」を提供するデジタル化で、企業価値を向上させよう!

お客様に「うまい、はやい、やすい」を提供するデジタル化で、企業価値を向上させよう!

「うまい、はやい、やすい」というフレーズ、どこかで聞いたことがありませんか?正解は吉野家さんのフレーズです。吉野家さんのウェブサイトを確認する(https://www.yoshinoya.com/company/culture/)と「うまい、やすい、はやい」が吉野家さんのコンセプトと論じられています。サイトによると、優先度の高い順に並んでいるようです。

弊社長目は、京都から全国の企業に向けて、デジタル化やデータ分析のコンサルティングを行っていますが、お客様にデジタル化で企業が実現できる未来の表現を色々考えていました。デジタル化で実現できることを、企業の皆様に分かりやすくお伝えするのは、難しいことでした。

そこに出てきたのが吉野家さんのコンセプトでした。それを並び替えて「うまい、はやい、やすい」がデジタルで提供できる価値ではないか。そんな風に思いました。その後また考えていると、従業員の方にも同様の価値を提供できる可能性が出てきました。その話をこのブログでは取り上げます

デジタル化によりお客様に提供できる価値

うまい・はやい・やすい

企業にとって重要なのはお客様にどの様な価値を提供できるかです。最近よく言われるプロダクトマーケットフィット(https://www.utokyo-ipc.co.jp/column/pmf/)などは、お客様を中心にサービスを考えます。

企業のデジタル化・デジタルトランスフォーメーションの様な文脈では、主にどのような商品を手に入れるかや、自社の文化がどのように変わるかのような視点が提供されているように感じます。デジタル化がお客様に提供する「うまい・はやい・やすい」とはどのようなものでしょうか?

デジタル化がお客様に提供する「うまい」

「うまい」という言葉をより抽象化すると、お客様に対するより良いサービスと言い換えることができます。デジタル化はある程度の作業の自動化を実現します。また機械学習などで、お客様に対してオーダーメードのサービスを実現することができます。つまり、これまで実現しえなかったよりお客様に寄り添った、より良いサービスを実現できるといえます。

デジタル化がお客様に提供する「はやい」

提供するサービスがデジタル化により「はやい」ものになるのは、多くのケースで感じられることです。例えば、書類の電子化で資料を探すのも早くなりますし(一方でファイル名やデータベースをしっかりと作っておく必要があります)、自動化や機械学習によるサービスの提供も「はやい」を実現するものとなります。

「はやい」が実現されると、お客様を増やす余裕も出てきます。それにより、利益の増加をはかれます。

デジタル化がお客様に提供する「やすい」

上の2つが満たされる、より良いサービスがお客様に早く提供されるということは、それまでと価格が一定であれば、非常に「やすい」サービスが確実に提供されます。一方で、より良いサービス(しかも早く提供される)をこれまでと同じ価格で提供するのは、ちょっと惜しい感じがします。足元、インフレが進んでいます。そのため、価格の上昇に人々は慣れつつあります。そのため、これまでより良いサービスには高い価格をつけても、相対的に安く感じられれば良い世界が近づいているようにも感じます。

デジタル化により従業員に提供できる価値

従業員の満足

企業にとって、お客様以外に大切なものというと従業員です。デジタル化は従業員の方にも「うまい・はやい・やすい」を提供できると思います。

デジタル化が従業員に提供する「うまい」

働く際の「うまい」は何かと考えると、良い労働環境で働け、高い給与が支給されるということでしょう。デジタル化が実現すると、さばける仕事の量も増加し、これまでの上限よりも多くの仕事が短時間にストレスなくこなせるので、「うまい」は実現可能です。

事例をあげてみましょう。よくあるのが、「これまで紙で集めていたデータを集計する作業をデジタル化してしまう」ことです。これをやるだけでも、作業の時間が大幅に短縮されます。その時間がもっと価値のあるサービスに当てられます。

デジタル化が従業員に提供する「はやい」

上の、紙で集めていたデータの手作業集計をデジタル化することによる作業の効率化のようなことは、かなり多くの部分で実現できます。これにより作業スピードは速くなります。

デジタル化が従業員に提供する「やすい」

これはちょっと難しいところですが、色々と作業が楽になるので精神的な負担が低下すると考えています。一方で、IT導入の際の障壁は案外高かったりします。その辺りの設計は難しいところですが、今後この障壁を取り除けるような方策があるのではと弊社長目では考えています。最近だと、話題のchatGPTなどは、AIの一般利用の障壁をかなり低くし、生産性をあげられるツールだと感じています。

デジタル化による「うまい・はやい・やすい」から企業価値の向上をもたらせる

企業価値の向上

このように、お客様にも従業員にも「うまい・はやい・やすい」が実現することにより、企業の売上・利益ともに増加することが見込まれます。デジタル化は企業の資産が新しいものになったと考えられます。そのため、古いままの資産で戦っている企業よりも市場では高く評価される可能性が上がります。

デジタル化の実現は、時代が変わっても企業のビジネスモデルが有効である可能性が高く、それにより企業価値も高く評価できるといえます。

長目では、御社がこのようなデジタル化を実現できるようなプランを用意しています。デジタル化を考える際は、是非、弊社長目にもお声掛けください。


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